中は二階造りになっているであろう、かなり大きな小屋。
桁行は7間(≒12.6m)くらいありますかね。でも妻側を注視すると、梁も棟を支える柄まで半分しか来てないのもあって「母屋でないからいいよなぁ節約にもなるしぃ」みたいな、ラフさがうかがえまする。
開墾して土中から出た石で周囲を固めた段畑。安心して鍬を入れられるようになるまでずいぶんと時間を要したでしょうね。電柵は新たな脅威である鹿ちゃん除け。
で、画角を広げてみるとわかる母屋のさらなる大きさ立派さよ。これに比べたら、左はやっぱ小屋よ、小屋! たぶん、この土地の有力者の家筋であらせられるのではないかな。母屋の梁の重ね具合、やはり小屋とは別物ですねえ。中もすごいんだろうなぁ。