基礎、というか丸太まんまの束!しかも床はペンタゴン?ヘキサゴン?! こんなにも傾斜までつけて。
驚きはまだまだ。製材の伐り落とした残材、もしくはC材の半割れを壁材に、しかも床傾斜に沿ってあたかも野茂のトルネードのごとく張っていく、なんと斬新な小屋でありましょう(でも床ホントに使いにくいんでないかえ?)。端を伐り揃えていないように見えて、壁一面だけを見ればシンメトリーにも感じられます。窓下は縦張りで、小さいながら庇付き。内部は階段付きの二層でしょうか?
小屋そのものはもう使われていないようで、傷みはじめています。窓の「キ」「ウ」「イ」……キウイ?
陰に平屋が続いてました。等倍切り出しで見ると、壁の貼り方がやはり一見無秩序のようでありながら、そこはかとなくルールがある。さぁ、小屋3是を唱えましょう。「素であれ、自由であれ、創造的であれ」。
窓にやはり「キ」「ウ」、それと「ショップ」……ああ!キウイ栽培家が直売所を開いていたんだ!
木はどこか離れた場所にあるのでしょう。敷地には剪定枝がたくさん積んでありました。修繕したら楽しそうなんだけどな。